こんにちは、FPにこママです(57歳)。
築27年の家を売却するかリノベーションするか悩んでいた頃、私は一つの大きな決断をしました。それが、56歳でのFP3級の取得です。
なぜ、この年齢で資格を取る必要があったのか? それは、自分のお金を守るためです。この記事では、私がFP資格を取るに至った、ある相談での恐ろしい体験と、老後資金を減らさないための知識の重要性について、すべて告白します。
組合の無料FP相談で「老後資金の最大の危機」に直面
ローン完済直後!「これから貯金」のタイミングで相談したこと
わが家は、子ども3人の教育費で貯金を使い果たし、実家の母に助けてもらうなど、大変な時期を乗り越えてきました。幸い、長年の苦労が実り、主人が60歳を目前にして家のローンを完済。これからようやく**「老後資金の運用」**を考え始めるタイミングでした。
そこで、私が勤めていた大手食品会社の組合の福利厚生で利用できる、無料のFP相談サービスを利用しました。
夫婦で月7万円!勧められた「外貨建ての終身保険」の甘い言葉と罠
老後の資金の有利な運用方法を相談したところ、FPさんから勧められたのは、外貨建ての終身保険でした。
- 主人:毎月4万円
- 私:毎月3万円
- 合計:月々7万円以上
これから収入が落ちていく時期に、毎月7万円以上もの支払いを提案され、私は強い疑問を抱きました。この商品が本当に老後の資金運用として正しいのか?
月7万円の保険を断った!自分で調べた外貨建て終身保険の仕組み
高校簿記の知識があったからこそ抱いた「この商品は私に有益か?」という疑問
FPさんの言葉に違和感を覚え、すぐに自分で外貨建て終身保険について徹底的に調べ始めました。幸い、私は高校生の時に簿記2級を取得済みで、お金の流れについてはある程度の知識がありました。
自分で調べると、外貨建て終身保険は手数料やコストが非常に高く、為替リスクもあるため、場合によっては資産を減らすことになるという事実がわかりました。
特に老後の資金運用としては、手数料が非常に高いため、効率的ではないとすぐに判明したのです。
なぜFPは高額な外貨建て保険を勧めてくるのか?(利益構造に言及)
そこで気づいたのです。もしかすると、あのFPさんは、私たちの利益ではなく、FP自身の利益の多い商品をおすすめしてきたのかもしれない、と。
今では、**あの時月々2人合わせて7万円以上も保険の支払いをしていたら…大きく資産を減らしていたことでしょう。**本当に危機一髪でした。
「自分のお金は自分で守る」56歳FP3級取得への挑戦
FPスクールは不要!問題集とYouTubeで合格を手に入れた最短ルート
この経験から、私は**「自分のお金は自分で守る!自分がFPになればいいじゃん(笑)」**と決意しました。
幸い、FPの資格取得は、スクールには通わず、速習問題集と速習テキストを一冊ずつ(合計3,520円)と、本田さんのYouTubeで独学で挑戦しました。
唯一のネックは暗記力でしたが、なんとか2回目の試験で合格を手に入れることができました。
実際に私が使用したテキストはこちらです▼
知識不足で騙されない!FPにこママの「お金を守る知恵」
私がFPの資格を取得したのは、お金の知識を増やすため、そして知識不足で資産を減らしたり、お金のことで騙されないようにしたいと思ったからです。
このブログは、私と同じように**「老後の資金に不安がある」「専門家の言葉を鵜呑みにしていいのか分からない」**という50代の主婦の方に、私のFPの知恵と体験を共有するために立ち上げました。
知識は、私たち主婦にとって最大の自己防衛です。
まとめ:知識は最高の「安心マネー」
「老後資金が不安」と感じるなら、まずはあなたの資産の現状を知ることが第一歩です。
そして、住まいはあなたの最大の資産です。その価値を知ることは、老後資金計画の基礎になります。
▼私も利用した!資産を正確に把握するための次の行動 イエウールで検索
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